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2015.05.20
日本いちバカな男の飼育日記 ①
元気な男です。
我が家のウサギ。10歳。
もうそろそろ、ええ年した大人。
しっかりしてくれるはずなのに、
いまだにスケベーで寂しがりやで自分勝手。
家に転がり込んでから、早10年。
殿さま気分で毎日毎日のほほ~んと暮らしている。
「のぼうの城」が如く、のぼう以上のたわけ者。
10歳を過ぎると、痴呆が出てきた。
日向ぼっこで頭がボーっとなり寝ション便をしでかす始末。
それも飼育者唯一の楽しみの競馬新聞の上で…。
名前は「ぴょん」。
ベタベタやんとの悪評もなんのその、飼育者は日夜「ぴょん」と連呼する。
嗚呼それなのに、それなのに…。
うつろな目で飼育者を見ながら、エサの方へ行く。
「ぴょん」がえさの名前だと思っているのか。どうなのか。
10年付きあっても、この男の気持ちは未だに計り知れない。